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6ツブめ -sneeuw-

柔らかい素材でできた服。
ふんわりしたシルエット。
明るい色、柄のあるもの。
不思議なパターンの服。
どんな服でも合わせて着てしまえるひと。
こういうものに、自分とは縁遠い、無い物ねだりの羨ましさを感じることがあります。

私にとってその正に、がsneeuwの服。
たまたま職場が隣だったというだけの縁で、はじめて服飾デザイナーという職業のひとと話しをする機会ができ、よかったら、と展示会に誘っていただいたのが、sneeuwと出会うきっかけでした。

ポケットの存在の仕方だったり、一着でいろんな形に変化するつくりだったり、素材の掛け合わせ方、色の組み合わせ方がおもしろくて、時々コレクションをのぞかせてもらっていました。

今季久しぶりに、(ひとりで行くのは心細いので友達に付き添ってもらって)春夏コレクション展を開催している渋谷のアトリエへ。足を踏み入れると、週末のフレンズデーということもあってすでに賑わっている中、聖子さん、以前にも増してなんだか神々しい感じになっています。

並んでいるコレクションをみると、個性が強くて着るひとを選んでしまいそうな気がするのに、誰が着てもそれぞれの似合い方をするという不思議。
着こなし方が上手な上級オシャレさんが集っているということもあるのでしょうが、
服の自由度が高いということもあるのかもしれない。
sneeuw服が好きで、着るのが楽しくて嬉しくて仕方ない、
そういう幸せな空気がアトリエ中に充満していました。
来ているひとたちで大試着会になっている様をみているだけで、なかなかに面白い時間。いや、もう、私は見ているだけで充分。充分に楽しいです。

決して短くはない年月、ブランドを育ててきた力と継続、
そして、あんな風にひとを喜ばせることができる仕事、心から素敵だなぁと思いました。

…ほかのひとが着ているのをみるだけで充分、だったはずなのですが。
結局、一着オーダーしてしまいました。
来年春までのお楽しみ。