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どうしても納得がいかないのだそうだ。

その存在意義について。

菓子折りの上げ底のような、

ワインボトルの瓶の底の厚みのような、

味わい深い訳でもない、嵩上げ要員のような在り方。

はっきり「嫌い」じゃないけれど、いてもいなくてもいい。

ひ弱なものの代名詞。

 

 

そんな

もやし

について。

 

言いたい気持ちも分かるし、

がっちり擁護するほど好きじゃない。

けれど、そこまで否定されると何だか不憫になる。

もやしが居なかったら、

ナムルだってモツ鍋だって

随分つまらないよ?

と消極的に反論してみる。

 

本日のもやし

48円也。

 

 

2013.9